第3章フロントマター

セクションや各記事の設定について解説します。

3.1_index.mdのフロントマター

_index.mdはデフォルトでは各記事と同等レベルのセクションとして扱われますが、roleを設定することでパート/チャプターなどのより大きな枠とすることができます。

role

role: doc-part : _index.mdはパートの表紙ページとしてPDF出力されます。
role: doc-chapter : _index.mdはチャプターのタイトル及び最初の記事としてPDF出力されます。

Note

_pdf.mdと同階層の_index.mdはPDFには出力されません。

3.2各記事のフロントマター

ShowIf

ShowIfフロントマターを指定することで、config.tomlshowIfsで列挙されているキーワードにマッチした場合にのみ記事を描画する事ができます。以下のフロントマターを指定した記事はshowIfs = ["edition1"]である場合に描画されます。

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title: edition1の説明
ShowIf: ["edition1"]
---

詳しくは エディション を参照してください。

HideIf

HideIfフロントマターを指定すると、そのエディションでのみ非表示とする記事/セクションを作ることができます。詳しくは エディション を参照してください。

math

math: true としたページにはインライン数式を記述することができます。インライン数式は$E = mc^2$のように記載します。なおブロック数式は本フラグの値にかかわらず常に以下のように記載できます。

    ```math
    y = ax^2 + bx + \frac{c}{d}
    ```

pagesize

pagesize: "A4 landscape"とした場合、その.mdから生成されるページは A4 landscape になります。指定可能な値は _pdf.mdpagesize と同じです。